【水俣市×JTB総合研究所】第2の故郷で挑む!『温泉×スポーツ』リカバリープログラム造成の2日間
はじめに:私にとっての「水俣」という場所
私にとって熊本県水俣市は、単なる出張先ではありません。
数年前から地元の選手やチームの指導を通じて深く関わり、
今では家族ぐるみで付き合える大親友もいる、いわば「第2の故郷」です。
水俣の温かな人々と出会えたことは、私の人生の大きな分岐点でもあります。
だからこそ、この大好きな街に自分の知見を還元できる機会をいただけたことを、
心から嬉しく思っています。
1. プロジェクト始動:アドバイザーとしての役割
今回、水俣市とJTB総合研究所様が連携して推進する
「水俣ONSENプロモーション『温泉×スポーツ』リカバリープログラム造成事業」に、
アドバイザーとして参加させていただきました。
現役の社会人野球選手4名を迎え、
水俣の豊かな自然と温泉資源を活かしたコンディショニング・プログラムの実地検証を行った2日間の記録です。
2. 【1日目】足裏からの覚醒と、自然の中での「整え」
初日のスタートは、トレーニングの土台となる「足元」を見直すワークショップから始まりました。
・自分だけの「ワラーチ(サンダル)」製作 まずは、
選手一人一人の足裏の型を取ることからスタート。
約0.8cm(8mm)のビブラムソールを使い、
限りなく裸足に近い感覚のサンダルを自作しました。
普段、高機能なシューズに守られている選手たちにとって、
この薄いソールを通して伝わる強烈な刺激は、
「足裏にこれほどの強度を感じるのか」という驚きを生みます。
これが、眠っていた身体の感覚を呼び覚ます第一歩となります。
・湯の鶴温泉でのウォーキングと「身体操作」 完成したワラーチを履き、
湯の鶴(ゆのつる)にて約1時間のウォーキングと軽いジョギングを実施。
その後、あえて大自然の中で「4スタンス理論」に基づく身体操作の指導を行いました。
骨格を正しく使い、無駄な力を抜く感覚を身体に染み込ませます。
・宿泊・リカバリー:湯の児温泉「海と夕やけ」 初日の宿泊は、海沿いの湯の児(ゆのこ)にある「海と夕やけ」。
不知火海の絶景を望む素晴らしいロケーションでの交代浴は、翌日の高強度トレーニングに備えて身体をリセットする最高のリカバリーとなりました。
3. 【2日目】「海」での覚醒と、限界突破の激坂クライム
2日目は、朝一番から海を感じ、そこから一気に水俣の源流を目指す過酷な行程です。
・早朝の湯の児・二の島(にのしま)ランニング 早朝、
宿を出てすぐの「二の島」周辺をワラーチでランニング。
潮風を浴びながら、前日に整えた身体の連動性を確認します。
・17km走破と、寒川水源への過酷なチャレンジ
その後、全長17キロの「日本一長い運動場」を自転車で駆け抜け、
一気に寒川水源へと続く激坂エリアへ。私自身も選手と一緒に全力でペダルを回し、
気合で坂を登り切りました。源流の最上部(原水地)で飲む湧き水は、
細胞一つ一つに染み渡る最高のエネルギーチャージでした。
・エコパーク水俣・野球場での総仕上げ トレーニングの最後は
「エコパーク水俣」。素晴らしいグラウンドで、実際の野球のボールを使い、
2日間で磨き上げた身体操作をピッチングや実戦動作へと落とし込む直接指導を行いました。
4. 水俣市の豊かな「食」と、自分を見つめる「空間」
この2日間を支えてくれたのは、水俣の圧倒的な「食」と、私にとって大切な「休息の場」です。
・愛林館のカレーライスと「棚田の香」 寒川水源近くの「愛林館」でいただいた、
棚田のお米と野菜のカレーは絶品でした。
お土産に選んだ香り米「棚田の香(かおり)」は、冷えるほど香りが立ち、
おにぎりにすると本当に最高です。
・自分を見つめる「湯の鶴」の時間 私個人がプライベートでたまに訪れる「湯の鶴温泉」は、
誰かと交流するためではなく、一人で自分自身を見つめる大切な時間を作るための空間です。
『鶴の屋』さんや『Tojiya』さん、そして屋台(山鯨)。もう一つの源流である『頭石(かぐめいし)の水』を飲み、
澄んだ空気の中で過ごす時間は、
私にとって最も必要な「整え」のひと時です。
おわりに:これからの水俣市に向けて
今回の事業を通じて、水俣市が「スポーツとリカバリーの聖地」になれる確信を深めました。
エコパークを拠点に、極上の温泉や源流を巡る現場目線の動線を、
これからも提案していきたいと思います。
最後に、このプロジェクトを推進してくださった水俣市、
JTB総合研究所の皆様、そして温かく迎えてくださった水俣の皆様に心より感謝申し上げます。
そして何より、シーズン前の多忙な時期にもかかわらず、
モニターとして参加し、私の厳しいメニューに全力で応えてくれた選手の皆さん。
皆さんの真摯な取り組みがあったからこそ、
このプログラムの確かな手応えを掴むことができました。
本当にありがとうございました。
TASHIRO CLUB 田代

今回訪れた水俣のスポット一覧
【湯の鶴温泉】
・特徴:1時間のワラーチウォークと自然の中での指導を実施。
・Google マップ: https://maps.google.com/?cid=11310664370142434154&g_mp=Cidnb29nbGUubWFwcy5wbGFjZXMudjEuUGxhY2VzLlNlYXJjaFRleHQ
【湯の児温泉 海と夕やけ】
・特徴:不知火海を望む絶景の宿。交代浴で身体をリセット。
・Google マップ: https://maps.google.com/?cid=13476277348770887440&g_mp=Cidnb29nbGUubWFwcy5wbGFjZXMudjEuUGxhY2VzLlNlYXJjaFRleHQ
【湯の児・二の島】
・特徴:朱塗りの橋が印象的な島。早朝のワラーチランの舞台。
・Google マップ: https://maps.google.com/?cid=10367952469680204801&g_mp=Cidnb29nbGUubWFwcy5wbGFjZXMudjEuUGxhY2VzLlNlYXJjaFRleHQ
【日本一長い運動場】(※起点となる山手町ポケットパーク)
・特徴:全長17kmのサイクリングロード。トレーニングの起点。
・Google マップ: https://maps.google.com/?cid=3873770091718975985&g_mp=Cidnb29nbGUubWFwcy5wbGFjZXMudjEuUGxhY2VzLlNlYXJjaFRleHQ
【寒川水源】
・特徴:激坂の先にある名水スポット。原水地でエネルギーチャージ。
・Google マップ: https://maps.google.com/?cid=18108827130416199100&g_mp=Cidnb29nbGUubWFwcy5wbGFjZXMudjEuUGxhY2VzLlNlYXJjaFRleHQ
【愛林館】
・特徴:棚田米のカレーが絶品。香り米「棚田の香」もこちらで。
・Google マップ: https://maps.google.com/?cid=8010063972505889678&g_mp=Cidnb29nbGUubWFwcy5wbGFjZXMudjEuUGxhY2VzLlNlYXJjaFRleHQ
【湯の鶴迎賓館 鶴の屋】
・特徴:静寂の中で自分を整える、私にとって大切な空間。
・Google マップ: https://maps.google.com/?cid=18102121503496263316&g_mp=Cidnb29nbGUubWFwcy5wbGFjZXMudjEuUGxhY2VzLlNlYXJjaFRleHQ
【温泉ゲストハウスTojiya】
・特徴:湯の鶴の温かい空気感に触れられる場所。
・Google マップ: https://maps.google.com/?cid=3376640164998497262&g_mp=Cidnb29nbGUubWFwcy5wbGFjZXMudjEuUGxhY2VzLlNlYXJjaFRleHQ
【頭石(かぐめいし)の水】(※頭石川周辺)
・特徴:私が名水を求めて訪れる、水俣のもう一つの源流。
・Google マップ: https://maps.google.com/?cid=7646660825022326577&g_mp=Cidnb29nbGUubWFwcy5wbGFjZXMudjEuUGxhY2VzLlNlYXJjaFRleHQ
【頭石(かぐめいし)の水】 ・特徴:私が名水を求めて訪れる、水俣のもう一つの源流。
・Google マップ:湯の鶴温泉街から頭石地区方面へ









