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田代代表の活動報告

田代代表の活動報告

親の背中と「本当の自由」の話。あえて「関わらない」選択をする理由。

「親の背中」と「本当の自由」についてお話しします。

父親(親)の背中が、子どもを作ります。

親の何気ない言動、思考、行動、ふとした瞬間の仕草。

特に男の子は、父親が何かに全力で取り組んで集中する姿を、驚くほどよく見ています。

表面上だけ愛想よく取り繕っても、子どもには全て見透かされています。

正直に言えば、子供は所詮、子供です。

「モラル」や「倫理観」といった難しいことを、最初から理屈で完璧に理解できるわけではありません。

なんとなくしか感じ取れないのが普通です。(中には鋭く感じ取る子もいますが)

でも、だからこそ「親の背中」が全てなのです。

無意識の中で、親の生き様や姿勢を見続けることで、

子供の人生の大きな土台が決まっていきます。

理屈ではなく、「親がどう生きているか」がそのまま子供の基準になる。

だから、親自身が適当にごまかして生きていれば、

子供も無意識のうちに「適当でいいんだ」という要素を抱え込んでしまいます。

これは、指導者と選手(あるいは会員様)の関係でも全く同じです。

表面上は挨拶をして愛想よく振る舞っていても、一生懸命指導している時に、

ふとスマホ(携帯)の方に意識が向く瞬間。こちらにははっきりと見えています。

(本当に伸びる選手にとって、スマホはトレーニングの動画を撮るための道具や、

連絡ツールに過ぎません。暇つぶしの道具ではないのです。)

「このトレーニングを、1週間のうち何回やっておいてね」 そう伝えて、

次に会った瞬間にそれを「やってきたか、やっていないか」は、

動きを見ればすぐに分かります。ごまかしは利きません。

伸びるアスリートの「残酷な真実」

今まで数多くのアスリートを見てきましたが、

結局のところ、大きく伸びて上のステージへ行く子供たちは、

「指導が良かったから」ではありません。

本人の本質的な能力と、親御さんの教育の「1本の筋」がしっかり通っているからです。

今まで伸びていった子たちは、親の顔色をうかがうのではなく、

全力で指導者と向き合い、直接会話をします。

そして素晴らしい親御さんたちは、指導者と子供の「空間」や「時間」を絶対に邪魔しません。

口出しせずに見守ってくれます。ただ、本人が道から逸れそうになった時にだけ、

親として導く一言をビシッと伝えてくれます。

親御さん自身が、大切にしている「モラル」や「姿勢」を理解してくれている。

だから、子供もそれを無意識に感じ取る。 そういう環境があるからこそ、

全力を尽くして、彼らの能力を限界まで引き上げようとします。

正直に言えば、彼らはここに出会わなくても、

結局は伸びる素質を十分に持っている子供たちなのです。

相手の「世界観」を尊重し、あえて関わらない理由

TASHIRO CLUBでは、基本的につきっきりでの「パーソナルトレーニング」は極力やらないようにしています。

対話の中で、本当に求めている人、本気で自分を変えたいと望んでいる人にだけ、

手が空いているタイミングで指導に入る「無料の範囲」というスタンスを取っています。

だからこそ、明確に決めているルールがあります。

相手に「受け取る能力」や「受け取る姿勢」がなければ、完全にシャットダウンするということです。

例えば、ガムを噛みながら話を聞く。
会話の中でテレビを見る。
挨拶をしない。
そして、イヤホンをしたまま対話や指導を受けようとする。

言わせてもらえば、これらの行動は「私はあなたの指導を拒否しています」というサインです。

誤解しないでほしいのですが、一人でイヤホンをつけて、

自分の世界に入って集中してトレーニングをやっている方もいます。
これに関しては、全く問題ありません。 彼らを「見下して放置している」わけでは決してなく、

彼らの「世界観」や「集中している時間」を大事にしたいと思っているからです。

ただ、大切にしている「対話」をベースにした指導とはスタイルが異なります。

だから、あえてトレーナーとして技術の指導に割って入ったり、

説教したりすることはしません。

お互いのスタイルを尊重し、「見ない(関わらない)」と決めているだけです。

突然何か質問されても、相手が「1」の熱量で聞いてくれば、「1」で答えます。

でも、相手が本気で「10」の熱量でぶつかってくれば、「10以上」の力で全力で応えます。

それがスタンスです。

カリスマ性を捨て、「対話」を選ぶ

指導者として、言葉巧みに強く言い切り、カリスマ性を演出して、

相手をマインドコントロールさせることは簡単です。

でも、絶対にそれはしません。 大事にしているのは、

常に相手に「選択肢」を提示することです。

「こうしなさい」ではなく、「あなたはどう感じる?」「自分はどう思った?」と、

相手から答えを引き出す「対話」を最優先にしています。

自分の頭で考え、自分の体で感じなければ、本当の意味で人は変われないからです。

最近よく「子どもには子どもらしく、自由にさせてあげたい」と言う人がいますが、反対です。

子どもが自由に振る舞って何かを壊した時、それを修理するのは「別の誰か」です。

完璧な補償や責任が自分で取れるなら、それは「自由」と言っていいでしょう。

でも現実は違います。 「自由」というのは、誰かが時間や労力、お金を犠牲にして作ってくれた「ルールやモラルという枠の中」にだけ存在するものです。

「俺は自由に生きる」「私らしく生きる」と主張する人たちは、

見えないところで誰かが環境を整えてくれていることに気づいていません。

自分のことをしっかりとコントロールできるようになり、

自分の行動に対する「責任」と、他者を思いやる「モラル」を持てて、

初めて人は「自由」になれるのだと私は思います。

ジムでのトレーニングも、実は全く同じです。

TASHIRO CLUBは、元々「大人の世界」のジムとして作りました。

だからこそ、他者への想像力や最低限のモラルがない子供には、はっきりと入会をお断りする事もあります。

ここは、アスリートのパフォーマンスを上げたり、高齢者の機能改善をしたりする「だけ」の場所ではありません。

自分の体とごまかさずに向き合いながら、他者を思いやる「想像力」や、人としての「当たり前のモラル」を磨いていく場所です。

だからこれからも、本気で自分と向き合う人たちを、現場で全力でサポートしていきます。

TASHIRO CLUB 代表 田代

田代代表の活動報告

【感謝】スタッフ工藤君、4年間本当にありがとう。

いつもTASHIRO CLUBをご利用いただき、ありがとうございます。

代表の田代です。 本日は皆様へ、大切なご報告があります。

当ジムのオープン当初からスタッフとして支えてくれた工藤君が、

昨日、最後の勤務を終え、退職いたしました。

彼とは、実は20年以上におよぶ付き合いになります。

もともとは、僕が専門学校の非常勤講師をしていた時の「生徒」という関係から始まりました。

そのかつての教え子が、4年前のジム立ち上げ時、

僕が見切り発車でスタートしようとしていた際、二つ返事で手伝うことを決めてくれたのです。

僕にとってこのジムは、単なる「夢」ではなく、「義務」であり、

どうしてもやらなければならないことでした。

彼は、そんな僕の重い義務に付き合ってくれたのです。

彼には3人の子どもがいるにも関わらず、

自身の仕事を変えてまでTASHIRO CLUBの宣伝や立ち上げに奔走してくれました。

その決断と真面目さには、本当に頭が下がる思いでした。

オープン当初は会員様がなかなか集まらず、先が見えない不安な時期もありました。

でも今振り返ると、あの会員さんが少なかった時期こそが、かけがえのない思い出に溢れています。

毎朝9時のオープン前には、二人でジムのテラスに座り、コーヒーを飲みながら必ずミーティングをしました。

二人で事務所の裏の芝生で、買ってきた鶏肉を焼いて一緒にサンドイッチを作って食べたり。

土曜日の営業終了後に、そのままジムでバーベキューをしたり。 かと思えば、

日曜日にもまた芝生でバーベキューをしたり(笑)。

時には、ジムの横の畑で採れた野菜で、一緒にお昼を済ませたこともありました。

ジムの中だけでなく、水俣のイベントに一緒に出向いたり、

お互いの家族ぐるみでキャンプに行ったりもしました。

石垣島まで、二人で「鍛錬」のマシン研修に行ったことも、今では最高の思い出です。

そうやって苦楽を共にしながら、会員数を増やすために、二人で本当に色んなことをやりました。

事業の方向性がコロコロと変わる中で、時には意見がぶつかることもありましたが、

彼は常に現場の動きに合わせて柔軟に対応してくれました。

お客様への細やかなお声がけや気遣い、ジム内の徹底した整理整頓。

そして、ジムに並ぶ鍛錬のマシン一つ一つに丁寧にシールを貼っていくような地道な作業まで。

彼は常に「黒子」に徹し、表に出ない細かな業務を黙々とこなしてくれました。

僕がトレーナーとしての出張で不在がちになる中、彼自身も3人の子育てで大変なはずなのに、

急なシフト変更や唐突なお願いにも、何一つ文句を言わずにジムの業務を優先してシフトに入ってくれました。

工藤、本当にありがとう。

僕の勝手な義務に、人生の貴重な時間を割いて付き合ってくれて、ありがとう。

毎朝テラスでコーヒーを飲みながら語り合い、先が見えなくて不安だった時期も共に乗り越えてくれて、ありがとう。

誰も見ていないところで、整理整頓、黙々とマシンを磨き、このTASHIRO CLUBを守り続けてくれて、ありがとう。 20歳のあの日、教え子として出会ってくれて、そして今日まで戦友として隣にいてくれて、

本当にありがとう。

彼の4年間の人生を借りれたのは、僕にとって一生の宝です。

昔の様々なことを思い返すとどうしても寂しくなってしまうので、僕らは前を向くしかありません。

彼がこれから進む新たな道での活躍を心から応援するとともに、

僕たちも立ち止まることなく、この場所で進んでいきます。

 

 

 

TASHIRO CLUB 代表 田代

田代代表の活動報告

【水俣市×JTB総合研究所】第2の故郷で挑む!『温泉×スポーツ』リカバリープログラム造成の2日間

はじめに:私にとっての「水俣」という場所

私にとって熊本県水俣市は、単なる出張先ではありません。

数年前から地元の選手やチームの指導を通じて深く関わり、

今では家族ぐるみで付き合える大親友もいる、いわば「第2の故郷」です。

水俣の温かな人々と出会えたことは、私の人生の大きな分岐点でもあります。

だからこそ、この大好きな街に自分の知見を還元できる機会をいただけたことを、

心から嬉しく思っています。

1. プロジェクト始動:アドバイザーとしての役割

今回、水俣市とJTB総合研究所様が連携して推進する

「水俣ONSENプロモーション『温泉×スポーツ』リカバリープログラム造成事業」に、

アドバイザーとして参加させていただきました。

現役の社会人野球選手4名を迎え、

水俣の豊かな自然と温泉資源を活かしたコンディショニング・プログラムの実地検証を行った2日間の記録です。


2. 【1日目】足裏からの覚醒と、自然の中での「整え」

初日のスタートは、トレーニングの土台となる「足元」を見直すワークショップから始まりました。

・自分だけの「ワラーチ(サンダル)」製作 まずは、

選手一人一人の足裏の型を取ることからスタート。

約0.8cm(8mm)のビブラムソールを使い、

限りなく裸足に近い感覚のサンダルを自作しました。

普段、高機能なシューズに守られている選手たちにとって、

この薄いソールを通して伝わる強烈な刺激は、

「足裏にこれほどの強度を感じるのか」という驚きを生みます。

これが、眠っていた身体の感覚を呼び覚ます第一歩となります。

・湯の鶴温泉でのウォーキングと「身体操作」 完成したワラーチを履き、

湯の鶴(ゆのつる)にて約1時間のウォーキングと軽いジョギングを実施。

その後、あえて大自然の中で「4スタンス理論」に基づく身体操作の指導を行いました。

骨格を正しく使い、無駄な力を抜く感覚を身体に染み込ませます。

・宿泊・リカバリー:湯の児温泉「海と夕やけ」 初日の宿泊は、海沿いの湯の児(ゆのこ)にある「海と夕やけ」。

不知火海の絶景を望む素晴らしいロケーションでの交代浴は、翌日の高強度トレーニングに備えて身体をリセットする最高のリカバリーとなりました。


3. 【2日目】「海」での覚醒と、限界突破の激坂クライム

2日目は、朝一番から海を感じ、そこから一気に水俣の源流を目指す過酷な行程です。

・早朝の湯の児・二の島(にのしま)ランニング 早朝、

宿を出てすぐの「二の島」周辺をワラーチでランニング。

潮風を浴びながら、前日に整えた身体の連動性を確認します。

・17km走破と、寒川水源への過酷なチャレンジ

その後、全長17キロの「日本一長い運動場」を自転車で駆け抜け、

一気に寒川水源へと続く激坂エリアへ。私自身も選手と一緒に全力でペダルを回し、

気合で坂を登り切りました。源流の最上部(原水地)で飲む湧き水は、

細胞一つ一つに染み渡る最高のエネルギーチャージでした。

・エコパーク水俣・野球場での総仕上げ トレーニングの最後は

「エコパーク水俣」。素晴らしいグラウンドで、実際の野球のボールを使い、

2日間で磨き上げた身体操作をピッチングや実戦動作へと落とし込む直接指導を行いました。


4. 水俣市の豊かな「食」と、自分を見つめる「空間」

この2日間を支えてくれたのは、水俣の圧倒的な「食」と、私にとって大切な「休息の場」です。

・愛林館のカレーライスと「棚田の香」 寒川水源近くの「愛林館」でいただいた、

棚田のお米と野菜のカレーは絶品でした。

お土産に選んだ香り米「棚田の香(かおり)」は、冷えるほど香りが立ち、

おにぎりにすると本当に最高です。

・自分を見つめる「湯の鶴」の時間 私個人がプライベートでたまに訪れる「湯の鶴温泉」は、

誰かと交流するためではなく、一人で自分自身を見つめる大切な時間を作るための空間です。

『鶴の屋』さんや『Tojiya』さん、そして屋台(山鯨)。もう一つの源流である『頭石(かぐめいし)の水』を飲み、

澄んだ空気の中で過ごす時間は、

私にとって最も必要な「整え」のひと時です。


おわりに:これからの水俣市に向けて

今回の事業を通じて、水俣市が「スポーツとリカバリーの聖地」になれる確信を深めました。
エコパークを拠点に、極上の温泉や源流を巡る現場目線の動線を、

これからも提案していきたいと思います。

最後に、このプロジェクトを推進してくださった水俣市、

JTB総合研究所の皆様、そして温かく迎えてくださった水俣の皆様に心より感謝申し上げます。
そして何より、シーズン前の多忙な時期にもかかわらず、

モニターとして参加し、私の厳しいメニューに全力で応えてくれた選手の皆さん。

皆さんの真摯な取り組みがあったからこそ、

このプログラムの確かな手応えを掴むことができました。

本当にありがとうございました。

TASHIRO CLUB 田代

今回訪れた水俣のスポット一覧

【湯の鶴温泉】

・特徴:1時間のワラーチウォークと自然の中での指導を実施。

・Google マップ: https://maps.google.com/?cid=11310664370142434154&g_mp=Cidnb29nbGUubWFwcy5wbGFjZXMudjEuUGxhY2VzLlNlYXJjaFRleHQ

【湯の児温泉 海と夕やけ】

・特徴:不知火海を望む絶景の宿。交代浴で身体をリセット。

・Google マップ: https://maps.google.com/?cid=13476277348770887440&g_mp=Cidnb29nbGUubWFwcy5wbGFjZXMudjEuUGxhY2VzLlNlYXJjaFRleHQ

【湯の児・二の島】

・特徴:朱塗りの橋が印象的な島。早朝のワラーチランの舞台。

・Google マップ: https://maps.google.com/?cid=10367952469680204801&g_mp=Cidnb29nbGUubWFwcy5wbGFjZXMudjEuUGxhY2VzLlNlYXJjaFRleHQ

【日本一長い運動場】(※起点となる山手町ポケットパーク)

・特徴:全長17kmのサイクリングロード。トレーニングの起点。

・Google マップ: https://maps.google.com/?cid=3873770091718975985&g_mp=Cidnb29nbGUubWFwcy5wbGFjZXMudjEuUGxhY2VzLlNlYXJjaFRleHQ

【寒川水源】

・特徴:激坂の先にある名水スポット。原水地でエネルギーチャージ。

・Google マップ: https://maps.google.com/?cid=18108827130416199100&g_mp=Cidnb29nbGUubWFwcy5wbGFjZXMudjEuUGxhY2VzLlNlYXJjaFRleHQ

【愛林館】

・特徴:棚田米のカレーが絶品。香り米「棚田の香」もこちらで。

・Google マップ: https://maps.google.com/?cid=8010063972505889678&g_mp=Cidnb29nbGUubWFwcy5wbGFjZXMudjEuUGxhY2VzLlNlYXJjaFRleHQ

【湯の鶴迎賓館 鶴の屋】

・特徴:静寂の中で自分を整える、私にとって大切な空間。

・Google マップ: https://maps.google.com/?cid=18102121503496263316&g_mp=Cidnb29nbGUubWFwcy5wbGFjZXMudjEuUGxhY2VzLlNlYXJjaFRleHQ

【温泉ゲストハウスTojiya】

・特徴:湯の鶴の温かい空気感に触れられる場所。

・Google マップ: https://maps.google.com/?cid=3376640164998497262&g_mp=Cidnb29nbGUubWFwcy5wbGFjZXMudjEuUGxhY2VzLlNlYXJjaFRleHQ

【頭石(かぐめいし)の水】(※頭石川周辺)

・特徴:私が名水を求めて訪れる、水俣のもう一つの源流。

・Google マップ: https://maps.google.com/?cid=7646660825022326577&g_mp=Cidnb29nbGUubWFwcy5wbGFjZXMudjEuUGxhY2VzLlNlYXJjaFRleHQ

【頭石(かぐめいし)の水】 ・特徴:私が名水を求めて訪れる、水俣のもう一つの源流。

・Google マップ:湯の鶴温泉街から頭石地区方面へ

田代代表の活動報告

「自分の夢」がありません。だから最強の「黒子」になれる。

世の中には、「夢を持て」「自己実現を目指せ」という言葉が溢れています。

指導者として活動していると、時に「田代さんの夢は何ですか?」と聞かれることがあります。

正直に言います。

「自分が主役になってスポットライトを浴びたい」というような、

個人的な大きな夢はありません。

自分が主役になる人生を歩もうとすると、全てのバランスが崩れることに気づいたからです。

長年この仕事をしてきて、はっきりと分かったことがあります。

自分が主役になるよりも、誰かの夢を叶えるための「黒子」に徹している時が、

一番充実していて、一番力を発揮できるということです。

トレーナーという仕事は、決して自分が前に出る仕事ではありません。

主役はあくまで、目の前で汗を流している選手であり、痛みを乗り越えようとしている会員様です。

もし指導者に、「自分のすごい指導法を世間に認めさせたい」「俺が勝たせてやったんだ」

というような強いエゴがあれば、それは必ず相手の成長の邪魔になります。

最も警戒しているのは、自分の中にあるその「エゴ」です。

個人的な「自分の夢」がないからこそ、目の前の人の夢に、100%の純度で入り込むことができます。

自分を捨てて、相手の世界に完全にお邪魔することができる。

だからこそ、最強のアシスト役になれるのだと思っています。

全国大会に向かう学生アスリート。 長年の痛みから解放されて、趣味を取り戻した父。

もう一度、自分の足で旅行に行きたいと願う高齢者の方。

彼らが目標を達成した瞬間、僕は自分のこと以上に心が震えます。

しかし、その逆もまた然りです。 勝てば心が震えますが、

もし彼らが負けた瞬間、目標に届かなかった瞬間……超絶な罪悪感に駆られます。

「もっとやれることがあったんじゃないか」 「自分の指導が足りなかったせいだ」

罪悪感というか、凄まじい自己嫌悪です。

自分が悪いんだと、本気で落ち込みます。

これだけは、どうしても言っておきたいことがあります。

安全な場所(卓上)で、「こうすれば良くなる」「この理論が正しい」と語るのは、誰にでもできる簡単なことです。
しかし、現場で、選手の人生や夢を背負いながら、身銭を切ってジムを運営し、

それを実践するということは、全く別次元の話です。

それは例えるなら、高層ビルとビルの間に渡された細い鉄骨の上を歩くような……いや、ただの「綱渡り」のような個人のスリルではありません。

「自分が一歩選択を間違えれば、この子の数年間の努力が全て終わってしまうかもしれない」という、

逃げ場のないヒリヒリとした重圧の中で、決断を下し続けるということです。

自分の夢ではないのに、他人の勝負でそこまでダメージを受けるのかと笑われるかもしれません。

でも、一つの個人的な夢に縛られていないからこそ、

僕はこれまでの人生で、何十、何百という「他人の夢」に100%の純度で乗っかり、

一緒に喜び、そして一緒に絶望してきました。

こんなに贅沢で、ヒリヒリするような、幸せな人生はないと思っています。

僕には、いわゆる「自分の夢」はありません。

ですが、夢というようなふわふわしたものではなく

、現実に「絶対にやらないといけないこと」があります。

それは、自分と同じ働き盛りの同世代を元気にすること。

地域のシニア世代の方々に健康を取り戻し、元気になってもらうこと。

そして、これからアスリートを目指す子供たち、社会へと羽ばたいていく次世代の未来を創り、導くこと。

自分が主役になりたいわけではない。

ただ、同世代やシニアの方々、そして未来ある子供たちを、誰よりも輝かせたい。

そのための土台作りなら、地味で泥臭いことでも、裏方の作業でも、喜んでやります。

個人的な夢はないけれど、僕にはやるべきことがある。

それが、この「TASHIRO CLUBジムの運営」です。

これからも、この場所で、最強の「黒子」として皆様を支え続けていきます。

 

 

TASHIRO CLUB 田代

田代代表の活動報告

車の中のコイン。~なぜ「今」にこだわるのか?~

私には、捨てられないものがあります。 バッティングセンターのコイン、たったの1枚です。

今から約24年前の話です。

当時、祖父に会いに行く途中だった私は、ふとバッティングセンターに立ち寄りました。

「あと1ゲームやろう」と思ってコインを手にしましたが、その時、急激な眠気に襲われました。

結局、そのコインを使うこともなく、私は車の中で寝てしまったのです。

目が覚めると、もう夕方でした。 「今から行っても遅いな。

また今度でいいか」 私はそう判断し、その日は祖父の家には寄らず、そのまま帰ってしまいました。

それが最後でした。 あの日、「また今度」を選んだせいで、

私は二度と祖父に会うことができませんでした。

手元に残った、使わなかった1枚のコイン。

あの日、寄り道なんてせずに、すぐに会いに行っていれば……。

それからです。私が変わったのは。

「『あとで』なんて、二度と来ないかもしれない」

あの日が、一つのきっかけだったのかもしれません。

それ以来、「今やれることは、今やる」「何事も、全力でやる」という考えが、

私の中で当たり前のものになっていきました。

今でも、そのコインは私の車の中の、一番よく見える場所に置いてあります。

毎日、ジムや指導現場に向かう時、必ずそのコインが目に入ります。

ハンドルを握り、ふとそのコインを見ると、自然と自分自身を振り返ってしまうのです。

「今、やれることをやっているか?」 「今日も一日、全力でやれたか?」

誰に言われるわけでもなく、ふとそう思う。 それが、私の日常になっています。

そして、指導からの帰り道。 もし、少しでも妥協があったり、

全力を尽くせなかったと感じた時は、深く反省し、時には悔しい思いをすることもあります。

そうやって毎日、自分自身と向き合い、また次の現場へと向かうのです。

だからこそ、正直に言います。

「気持ちがない人」に対して、激しい温度差を感じてしまうことがあります。

私は、いつ終わるか分からない「今」という時間に、全力で向き合っています。

だから、目の前の相手が「なんとなく」で時間を過ごしていたり、全力を出し惜しみしているのを見ると、

どうしても心が離れてしまうのです。

私がストイックに見えるとしたら、それは私が特別な人間だからではありません。

あの日の一枚のコインがきっかけとなって、「今」を大切にする生き方が、

体に染み付いているだけなのかもしれません。

目の前の選手に、家族に、そして今日という一日に。 120%で向き合う。

それが、あの日祖父に会えなかった私が、今の私に課した、一生解けない約束なのです。

TASHIRO CLUB 田代

田代代表の活動報告

【選手たちへ】トレーナーも「人間」です。あなたが100で来れば、私は120で返す。

日々、多くのアスリートや学生選手の指導をしていますが、今日は少し厳しい「本音」を書こうと思います。

私たちはプロとして、お金をいただいて人の体を変える仕事をしています。

これまで蓄積したデータや経験から、その選手にとって最適なメニューを提供します。

しかし、私は「魔法使い」ではありません。

そして何より、感情を持った「人間」です。

だからこそ、はっきり言います。

「選手自身の熱量によって、私が提供するものの質は変わります」

あなたが「100」の熱量と覚悟でぶつかってくるなら、

私は自分の持てる全てを引き出し「120」以上の力で応えます。

しかし、

あなたが「10」のやる気で、ただメニューをこなすだけなら、私は「10」のものしか提供しません。

毎日サボらずやっているか。

ミリ単位で自分の体と向き合っているか。

その場しのぎの返答をしていないか。

顔の表情、仕草、こちらからの質問への返し方を見れば、

本当にやっているかどうかはすぐに分かります。

今の時代、「多様性」や「個性を生かす」という言葉がよく使われます。

「自分はコミュニケーションが苦手だから、喋らなくてもいい(それが個性だ)」と勘違いしている選手がいます。

圧倒的な天才なら、それでも許されるでしょう。

しかし、何の努力もせずに「自分はこういう性格だから」と決めつけ、伝える努力を放棄するのは、

ただの「怠慢」です。

それは結局、親や指導者に自分の人生を委ね、補ってもらっているだけなのです。

親御さんのコミュニケーション能力が高く、何でも代わりに喋ってくれる環境の選手もいます。

それは親のせいではありません。その後ろで黙っているのは、「自分の選択」です。

「これじゃダメだ。自分の意見は自分で言おう」と、発言する努力をしなければなりません。

また、「強くなりたい」と言いながら、行動が矛盾している選手もいます。

お菓子にはお金を使うのに、本当に体に必要なサプリメントにはお金を使わない。

スマホを扱う時間はあるのに、家で数分間のトレーニングをする時間はない。

それは個人の人生ですから自由です。そこそこの世界で終わっていいなら、それで構いません。

しかし、本気で一流を目指すなら、時間の使い方もお金の使い方も、

すべてが「体への投資」だと気づくはずです。

厳しいことばかり書きましたが、勘違いしてほしくないことがあります。

私は、「言葉が足りない不器用な選手」を見捨てることは絶対にしません。

コミュニケーションが下手でもいい。

でも、教えたことを最後まで聞き逃すまいとする「一生懸命な眼差し」や、

不器用ながらも「全力を尽くす姿」は、必ずこちらに伝わります。

そういう姿勢が見えれば、私はいくらでもその言葉にならない思いを汲み取ろうとします。

体の変化というものは、最初は「点」でしか現れません。

点と点が繋がり、線になった瞬間に初めて「変わった!」と実感できるものです。

その見えない期間を信じて、地道な努力を続けられるかどうかが才能です。

開花が早い選手もいれば、遅い選手もいます。

でも、不器用でも全力を尽くせば、必ず体は変わります。

本気で来い。 そうすれば、私は必ず想像以上の未来を見せます。

 

 

TASHIRO CLUB 田代

田代代表の活動報告

93歳の師匠とアスリートが教えてくれること。~ここは過去・現在・未来が交差する場所~

最近、指導をしていてふと思うことがあります。

「私は今、アスリートに教えているのか?

それとも、高齢者の方に教えているのか?」

時々、その境界線がなくなる瞬間があるのです。

私がアスリートに提供しているトレーニング。

実はこれ、そのまま高齢者の方にも提供しています。

逆に、高齢者の方の「コンディショニング(機能改善)」で気づいたことが、

トップアスリートのヒントになることもあります。

なぜなら、人間の体の仕組みは一つだからです。

例えば、こんな場面を想像してください。

・エレベーターの扉が閉まりそうな瞬間に、サッと体が反応して駆け込めるか。

・横断歩道の信号が点滅した時、パッと歩行スピードを上げて渡りきれるか。

・何もないところでつまずきそうになった時、とっさに足が一歩出るか。

これらは全て、スポーツ選手が試合の土壇場で求められる

「瞬発力(キレ)」や「危機回避能力」と、

全く同じメカニズムです。

必要なのは、重いものを持ち上げる筋力ではありません。
とっさに反応する「反射」であり、それを支えるブレない「軸」です。

ここ、TASHIRO CLUBには、

そんな人間の体の真理を体現している「師匠」がいます。

御年93歳になる方です。

今は会員ではありませんが、

月に一度、元気な顔を見せに遊びに来てくれます。

この方の生き様は、壮絶です。

93歳にして自ら免許を返納し、自分の意志で施設に入居されました。

誰かに頼るのではなく、最後まで自分の足で立つという覚悟です。

そして、そのトレーニング内容が凄まじい。

5kgのダンベルを入れたリュックを背負い、

毎日ジムの前の急な坂道を歩き、階段を1日100歩以上も上り下りして

、足腰を鍛え抜いているのです。

私は、この93歳の師匠とお話しするのが大好きです。

単なる世間話ではありません。徹底的に「取材」をします。

「若い頃、どんな生活をしていたんですか?」

「どんな仕事をされ、どんな運動をしてきたんですか?」

93年間、この強靭な体を維持してこられたのには、

必ず理由(歴史)があります。 その方が積み重ねてきた努力や習慣は、

教科書には載っていない「健康の正解」そのものです。

そして、私はそこで得た貴重な情報を、

ジムに通う75歳や78歳の会員様にお伝えしています。

「あそこの93歳の方、若い頃はこういうことをされていたそうですよ」

「今でも、ダンベル背負って坂道を歩かれているみたいですよ」

すると、70代の皆さんの目の色が変わります。

世間では「高齢者」と呼ばれる70代の方々も、

93歳の大先輩から見れば、まだまだ「若手」です。

実際、その93歳の方は、70代の女性会員さんのことを「女の子」と呼んでいます(笑)。

70代で「女の子」扱いされるなんて、ここ以外ではなかなかないでしょう。

でも、5kgの重りを背負って坂道を歩くその方が言うと、妙な説得力があるのです。

「あと15年、20年、あんな風に元気に過ごすためのモデル」が目の前にいるわけですから、

これほど勇気が出ることはありません。

私のジムには、トップアスリートもいれば、93歳の師匠も、

生涯現役を目指す70代の若手もいます。

一見バラバラに見えますが、私の中では一本の線で繋がっています。

ここには、人間の体の「過去・現在・未来」の全てが詰まっているのです。

アスリートには「未来の故障を防ぐための予習」として。

高齢者の方には「あの頃の動きを取り戻す復習」として。

そして人生の先輩からは「生き抜くための知恵」を受け継ぐ場所として。

「軸を作り、反射で動く」

そして「健康のバトンを繋ぐ」

このシンプルな真理を、これからも世代を超えて伝えていきたいと思います。

TASHIRO CLUB 田代

 

 

篠栗チューブ【町民ガチ対談企画】 〜シニア世代にも大人気なトレーニングジム〜編①

健康づくりの事、体力維持の事、地域の事、理想の大人像…などなど。篠栗町尾仲にある『タシロクラブジム』に元・県議の冨永芳行が潜入し、オーナーの田代義人さんと同世代ガチ対談をしました。熱く語った全3話のうちの第1弾をお届けします。

 

 

 

篠栗チューブ【町民ガチ対談企画】 〜クラウドファンディングで送迎車を購入〜編②
健康づくりの事、体力維持の事、地域の事、理想の大人像…などなど。篠栗町尾仲にある『タシロクラブジム』に元・県議の冨永芳行が潜入し、オーナーの田代義人さんと同世代ガチ対談をしました。熱く語った全3話のうちの第2弾をお届けします。今回は、免許返納された利用者さんのためにクラウドファンディングで送迎車を購入された話です。

 

 

 

田代代表の活動報告

【ご報告】「どっちの足から乗れば…」と迷っていた方が、今では自分から回数を増やすまでに!

クラウドファンディングでご支援いただいた「送迎車」について、皆様にどうしてもお伝えしたい嬉しいご報告があります。

車両(日産セレナ)の購入から準備期間を経て…… 今年の1月から、ついに「送迎活動」を本格スタートさせることができました!!

(準備に時間がかかってしまい、ご報告が遅くなってすみません!)

実は、活動開始直後に、皆様のご支援が形になったと実感する出来事がありました。


【クラファンのページを見て連絡しました】

お隣の町にお住まいの、ある娘さんから一本の電話がありました。

高齢のお母様の体力が低下し、弱ってきているのを心配されていましたが、娘さんご自身も仕事などで送迎ができず、困り果てていたそうです。

そんな時、私たちのクラウドファンディングの活動ページを見て、 「ここなら、母を迎えに来て運動させてくれるかもしれない!」 と、藁をもすがる思いで連絡をくださったんです。

皆様がこのプロジェクトを支援してくださったおかげで、本当に必要としている方にこの「送迎」の存在を見つけていただくことができました。


【「車に乗るのも怖い」状態からのスタート】

しかし、当のお母様は、最初は「私にジムなんて…」とすごく渋っていらっしゃいました(笑)

実際、最初の1回目、2回目の朝のお迎えの時は、 手すりを持って、「右足から出すの?左足から?」と、車に乗る最初の一歩すら分からず、立ち止まってしまうほどでした。

それくらい、身体も動かず、気持ちも不安でいっぱいだったんです。


【正直、僕らも不安でした。でも…】

正直なところ、最初は僕自身も、 「週1回のトレーニングだけで、どこまで効果が出るだろうか…?」 と、少し不安な気持ちがありました。

ですが、セレナでお迎えに行き、うちの「鍛錬(たんれん)マシン」でトレーニングを始めてみると… 実質まだ「たった3回」ほどですが、まさかここまで効果があるとは思わなかった! というレベルで激変したんです。

あんなに不安そうだった方が、今ではトレーニング中、 決められた回数よりも「あと4、5回やる!」と、自分から回数を増やして頑張るようになったんです✨

「やらされている」のではなく「やりたい」に変わっていく。 人がどんどん元気になっていく変化を見るのは、指導している僕らにとっても、すごく楽しい! 本当にワクワクさせてもらっています。


【訪問介護の現場を知るプロたちも驚愕】

この劇的な変化を、訪問介護の現場をよく知る同僚や、後輩の理学療法士・柔道整復師たちに見てもらったり、話したりしたんです。

すると、現場の厳しさを知っている彼らだからこそ、 「鍛錬マシンって、こんなに即効性があるんですか!?」 「週1回でここまで変わるなんて、正直信じられない…」 と、本気で驚いていました。

送迎でジムに来ていただき、本物のマシンに触れてもらうことで、これだけの結果が出せる。 改めて、「足を運んでもらうこと(送迎)」の大切さを痛感しました。


【机上の空論ではなく、行動で示す】

ただ、正直な話をすると、僕らの財源や資源、そして人手には「限界」があります。 全ての人を救えるわけではありません。

ご本人やご家族に「変わりたい」という強い『意欲』がある方でないと、救うことはできないのが現実です。

僕らは、「机上の空論」を語るつもりはありません。

こうして実際に足を運び、結果を出す「行動」で示していきます。

この小さな活動が、いろんな人に伝わってほしい。

そして、もっと大きな資源や財源を持っている人たちと繋がり、この活動を大きくしていければと願っています。

行動だけが、町を変え、明るくする。

それがやがて日本を変え、世界が変わると信じています。

僕の好きな言葉
『ペイフォワード』

まずはこの1台から。

ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました!!

TASHIRO CLUBgym 田代 義人

田代代表の活動報告

私が「トヨタの車」から学んだ、20年壊れない体づくり。

私は車が好きで、よく車屋さんと話をします。

そこで以前、とても面白い話を聞きました。

「トヨタの車が本当に『良い車』だと分かるのは、新車の時じゃないんです。

20年、30年経ってからなんです」

新車の時は、どのメーカーもピカピカで性能が良い。

ショールームで見れば、どれも同じように輝いて見えます。

でも、数十年経った時に

「全然壊れないね」 「やっぱり価値があるね」

と評価されるのが、

本物の「質」だというのです。

これは、人間の体も全く同じだと私は思いました。

トレーナーとして、一瞬だけ筋肉を太くしたり、一

時的にパフォーマンスを上げることは、実はそれほど難しいことではありません

。 無理な負荷をかけたり、極端なことをすれば、短期的には変わったように見せることができます。

でも、その代償として2、3年後に故障したり、

筋肉はついたけど体が重くなって足が遅くなったり、

引退した後に体がボロボロになってしまっては意味がないのです。

私は、誰も予測できない20年後、30年後の未来に賭けています。

「70歳になっても壊れない体」 「引退した後も、健康で動き続けられる体」

私が提供したいのは、派手なスポーツカーのような一瞬の速さではなく、

何十年経っても走り続けられる、トヨタ車のような「本物の耐久性」「質」です。

TASHIRO CLUBにある鍛錬マシンやトレーニングは、決して派手ではありません。

でも、10年後、20年後に 「あそこで体を作っておいてよかった」 と必ず思っていただける自信があります。

一時の流行りではなく、一生モノの体を。

 

TASHIRO CLUB 田代

田代代表の活動報告

知識やメソッドよりも大切なこと。私が考える「本当の健康」と「幸せ」の話。

健康や美容への意識が高いのは、とても素晴らしいことです。

かつての私もそうでしたが、

腸内細菌、酵素、無添加、無農薬野菜……

そういった知識にのめり込みすぎてしまう時期があります。

しかし、一歩引いて見てみると、少しおかしなことに気づくことがあります。

最近、SNSやネットの情報だけで「うんちく」を語る人が増えました。

知識はものすごく豊富です。最新の理論も知っています。

でも、「自分自身は全然実践していない」のです。

頭でっかちになって、理屈は完璧。

だけど、自分の体を使って汗をかき、痛みや変化を感じた「体感」が全くない。

その結果どうなるか? 口では「健康」を語りながら、実際には体が動かないし、覇気がない。

「知識は誰よりも多いのに、自分自身が一番病気がちで不健康」 という、

笑えない矛盾が起きているのです。

はっきり言います。 私は「ハリボテ」が嫌いです。

表面だけ綺麗に取り繕って、中身がスカスカなもの。

見た目の美しさや、知識の量だけで自分を大きく見せようとするもの。

結局、中身が伴っていなければ、メッキはすぐに剥がれます。

平穏な時はそれで誤魔化せても、

いざという時(病気、怪我、人生の危機)には、何の役にも立ちません。

私が目指しているのは、「中身が詰まった体」です。

泥臭くてもいい。見た目は地味でもいい。

しっかりと中身(機能・内臓・精神)が伴っていること。

どんなに高価なサプリメントを摂っていても、

その後のランチや会食で、高糖質のケーキや炭水化物を平気で食べていたりする。

トレーニングだけは徹底的にやるけれど、食事はおろそかでジャンクなものばかり食べている。

そして何より、 「健康法」にはうるさいけれど、家庭環境がギスギスしてストレスまみれの人。

これは、いわば「一点豪華主義」です。

どれか一つだけ高級品を取り入れても、他がボロボロでは、

人は本当の意味で健康にはなれません。

本来、食事とは、若々しく、強く生きるためのエネルギー源であるはずです。

しかし、気づけば「健康法をやること」自体に比重が置かれすぎてしまっていることがあります。

これはスポーツで言えば、

「試合のための練習」ではなく、「練習のための練習」になってしまっている状態です。

健康になって人生を楽しむという「試合(目的)」を見失い、メソッドを守るという「練習(手段)」に縛られてしまっては本末転倒です。

そもそも、健康の正体とは非常にシンプルです。

「運動」「食事」「睡眠」「ストレス管理」。 この4つのバランスが整っているかどうか。

ただそれだけです。

「これさえ飲めば帳消しになる」なんて魔法はありません。

どれか一つだけ必死に頑張っても、土台となる生活習慣がグラグラでは、

積み上げた努力も一瞬で崩れてしまいます。

弱い地盤の上に、立派な家が建たないのと同じです。

特に「家庭環境」は重要です。

ただ、誤解してほしくないのは、「家族とずっと一緒にいればいい」というわけではないということです。

もちろん、家族や子供のために時間を作ることは大切です。

しかし、私のような仕事をしていると、どうしても仕事に没頭する時間が必要になる時があります。

そんな時、私は言葉足らずに「仕事だから」と突き放すようなことはしません。

その代わり、「今日あったこと」を徹底的に話します。

「今日、こんな人に会ったんだよ」 「こんな良いことがあったんだ」 「こういうチャンスがあったんだ」

その日に出会った人のことや、その人の経緯、背景にある物語など。

私が今、外で誰と関わり、どんなワクワクする世界を見ているのか。

それを妻や子供たちに伝え、共有すること。

私が外で戦う時間を確保できるのは、そうやって家族に「参画」してもらい、理解と応援を得ているからです。

一点だけを磨くのではなく、

食事、運動、睡眠、そして家族との信頼関係。

すべてをトータルで整えること。

表面だけのハリボテではなく、中身の詰まった「本物の健康」と「幸福度」を、TASHIRO CLUBは追求します。

 

 

 

 

TASHIRO CLUB 田代

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