知識やメソッドよりも大切なこと。私が考える「本当の健康」と「幸せ」の話。
健康や美容への意識が高いのは、とても素晴らしいことです。
かつての私もそうでしたが、
腸内細菌、酵素、無添加、無農薬野菜……
そういった知識にのめり込みすぎてしまう時期があります。
しかし、一歩引いて見てみると、少しおかしなことに気づくことがあります。
最近、SNSやネットの情報だけで「うんちく」を語る人が増えました。
知識はものすごく豊富です。最新の理論も知っています。
でも、「自分自身は全然実践していない」のです。
頭でっかちになって、理屈は完璧。
だけど、自分の体を使って汗をかき、痛みや変化を感じた「体感」が全くない。
その結果どうなるか? 口では「健康」を語りながら、実際には体が動かないし、覇気がない。
「知識は誰よりも多いのに、自分自身が一番病気がちで不健康」 という、
笑えない矛盾が起きているのです。
はっきり言います。 私は「ハリボテ」が嫌いです。
表面だけ綺麗に取り繕って、中身がスカスカなもの。
見た目の美しさや、知識の量だけで自分を大きく見せようとするもの。
結局、中身が伴っていなければ、メッキはすぐに剥がれます。
平穏な時はそれで誤魔化せても、
いざという時(病気、怪我、人生の危機)には、何の役にも立ちません。
私が目指しているのは、「中身が詰まった体」です。
泥臭くてもいい。見た目は地味でもいい。
しっかりと中身(機能・内臓・精神)が伴っていること。
どんなに高価なサプリメントを摂っていても、
その後のランチや会食で、高糖質のケーキや炭水化物を平気で食べていたりする。
トレーニングだけは徹底的にやるけれど、食事はおろそかでジャンクなものばかり食べている。
そして何より、 「健康法」にはうるさいけれど、家庭環境がギスギスしてストレスまみれの人。
これは、いわば「一点豪華主義」です。
どれか一つだけ高級品を取り入れても、他がボロボロでは、
人は本当の意味で健康にはなれません。
本来、食事とは、若々しく、強く生きるためのエネルギー源であるはずです。
しかし、気づけば「健康法をやること」自体に比重が置かれすぎてしまっていることがあります。
これはスポーツで言えば、
「試合のための練習」ではなく、「練習のための練習」になってしまっている状態です。
健康になって人生を楽しむという「試合(目的)」を見失い、メソッドを守るという「練習(手段)」に縛られてしまっては本末転倒です。
そもそも、健康の正体とは非常にシンプルです。
「運動」「食事」「睡眠」「ストレス管理」。 この4つのバランスが整っているかどうか。
ただそれだけです。
「これさえ飲めば帳消しになる」なんて魔法はありません。
どれか一つだけ必死に頑張っても、土台となる生活習慣がグラグラでは、
積み上げた努力も一瞬で崩れてしまいます。
弱い地盤の上に、立派な家が建たないのと同じです。
特に「家庭環境」は重要です。
ただ、誤解してほしくないのは、「家族とずっと一緒にいればいい」というわけではないということです。
もちろん、家族や子供のために時間を作ることは大切です。
しかし、私のような仕事をしていると、どうしても仕事に没頭する時間が必要になる時があります。
そんな時、私は言葉足らずに「仕事だから」と突き放すようなことはしません。
その代わり、「今日あったこと」を徹底的に話します。
「今日、こんな人に会ったんだよ」 「こんな良いことがあったんだ」 「こういうチャンスがあったんだ」
その日に出会った人のことや、その人の経緯、背景にある物語など。
私が今、外で誰と関わり、どんなワクワクする世界を見ているのか。
それを妻や子供たちに伝え、共有すること。
私が外で戦う時間を確保できるのは、そうやって家族に「参画」してもらい、理解と応援を得ているからです。
一点だけを磨くのではなく、
食事、運動、睡眠、そして家族との信頼関係。
すべてをトータルで整えること。
表面だけのハリボテではなく、中身の詰まった「本物の健康」と「幸福度」を、TASHIRO CLUBは追求します。
TASHIRO CLUB 田代

