日々、多くのアスリートや学生選手の指導をしていますが、今日は少し厳しい「本音」を書こうと思います。

私たちはプロとして、お金をいただいて人の体を変える仕事をしています。

これまで蓄積したデータや経験から、その選手にとって最適なメニューを提供します。

しかし、私は「魔法使い」ではありません。

そして何より、感情を持った「人間」です。

だからこそ、はっきり言います。

「選手自身の熱量によって、私が提供するものの質は変わります」

あなたが「100」の熱量と覚悟でぶつかってくるなら、

私は自分の持てる全てを引き出し「120」以上の力で応えます。

しかし、

あなたが「10」のやる気で、ただメニューをこなすだけなら、私は「10」のものしか提供しません。

毎日サボらずやっているか。

ミリ単位で自分の体と向き合っているか。

その場しのぎの返答をしていないか。

顔の表情、仕草、こちらからの質問への返し方を見れば、

本当にやっているかどうかはすぐに分かります。

今の時代、「多様性」や「個性を生かす」という言葉がよく使われます。

「自分はコミュニケーションが苦手だから、喋らなくてもいい(それが個性だ)」と勘違いしている選手がいます。

圧倒的な天才なら、それでも許されるでしょう。

しかし、何の努力もせずに「自分はこういう性格だから」と決めつけ、伝える努力を放棄するのは、

ただの「怠慢」です。

それは結局、親や指導者に自分の人生を委ね、補ってもらっているだけなのです。

親御さんのコミュニケーション能力が高く、何でも代わりに喋ってくれる環境の選手もいます。

それは親のせいではありません。その後ろで黙っているのは、「自分の選択」です。

「これじゃダメだ。自分の意見は自分で言おう」と、発言する努力をしなければなりません。

また、「強くなりたい」と言いながら、行動が矛盾している選手もいます。

お菓子にはお金を使うのに、本当に体に必要なサプリメントにはお金を使わない。

スマホを扱う時間はあるのに、家で数分間のトレーニングをする時間はない。

それは個人の人生ですから自由です。そこそこの世界で終わっていいなら、それで構いません。

しかし、本気で一流を目指すなら、時間の使い方もお金の使い方も、

すべてが「体への投資」だと気づくはずです。

厳しいことばかり書きましたが、勘違いしてほしくないことがあります。

私は、「言葉が足りない不器用な選手」を見捨てることは絶対にしません。

コミュニケーションが下手でもいい。

でも、教えたことを最後まで聞き逃すまいとする「一生懸命な眼差し」や、

不器用ながらも「全力を尽くす姿」は、必ずこちらに伝わります。

そういう姿勢が見えれば、私はいくらでもその言葉にならない思いを汲み取ろうとします。

体の変化というものは、最初は「点」でしか現れません。

点と点が繋がり、線になった瞬間に初めて「変わった!」と実感できるものです。

その見えない期間を信じて、地道な努力を続けられるかどうかが才能です。

開花が早い選手もいれば、遅い選手もいます。

でも、不器用でも全力を尽くせば、必ず体は変わります。

本気で来い。 そうすれば、私は必ず想像以上の未来を見せます。

 

 

TASHIRO CLUB 田代